VRを用いたショールームを開催する利点とは?リスクも合わせて解説!

公開日:2021/11/01   最終更新日:2023/01/06


新商品のプロモーションなどにこれまで利用されていたショールームでの展示会が、新型コロナウイルスの影響により開催できなくなるなか、VRを用いたバーチャルショールームへの注目が集まっています。ここではVRを用いたショールームを開催するメリットとリスク、実店舗型ショールームとの違いについてご紹介します。

VRを用いたショールームを開催する利点とは?

VRを用いたショールームでは実写やCGでインターネット上に実際の展示会を再現したものです。360度の画像や動画を使うことで、実店舗の展示会のような臨場感を味わうことができます。チャット機能や名刺ダウンロード機能などをつけることで、実際の展示会に近いコミュニケーションをとることも可能です。CGを使ったVRコンテンツは広さや重力といった制約がないため実店舗型よりも表現の自由度が広がります。広大な空間や宇宙空間での展示や、展示物を宙に浮かせるような演出も可能です。

VRを用いたショールームの一番のメリットは、実店舗型と比べて出展や開催にかけるコストを大幅に削減できることです。VRを用いたショールームは、会場のレンタル費用や内装工事費、接客スタッフの人件費、飲食提供費、光熱費などがかからず、開催コストを抑えることができます。

来場者にとって、いつでもどこからでもショールームを訪れることができるのもメリットです。遠方で来場が難しい人や、忙しくてショールームの営業時間に訪れることができなかった人、ショールームを訪れることにハードルを感じていた人も自分の都合のよいときに気軽に訪問できます。企業も、より多くの人に商品を見てもらう機会を作ることができます。

VRを用いたショールームは、顧客の行動データを把握しやすいというメリットもあります。訪問者数や滞在時間などのデータはもちろん、どのブースを閲覧したのか、どの導線で商品の購入に至ったのかといったデータも自動で集計できるため、その後のマーケティングにも活かしやすいのもVRを用いたショールームの特徴です。

VRを用いたショールームを開催するリスク

VRを用いたショールームのデメリットは、やはり実際の商品に触れる体験ができないということです。サイズ感や色合い、素材感、重さ、匂いなど、実物を手に取らないと分からない情報は多いものです。VRを用いたショールームでは顧客はそういった情報を手に入れることはできません。そのため、VR展示会では商品への興味換気や潜在顧客の掘り出しなどを主な目的とするといいでしょう。

また、VRを用いたショールームは訪問しやすい一方で、退出もしやすいという特徴があります。実店舗であれば、ふらりと訪れた来場者と積極的にコミュニケーションをとることで商品理解を深めてもらうことができますが、VRを用いたショールームの場合はそういったアプローチは難しくなります。せっかくの来場者数がすぐに退出してしまわないよう、商品紹介の動画を設置するなど滞在時間を長くするような導線やコンテンツの工夫が必要となります。

VRを用いたショールームは、実店舗でのイベントのような高揚感が生まれづらいというデメリットもあります。実際にイベントの空間にいるのとは違い、ただのインターネットのコンテンツとして見られてしまうリスクがあります。リアルのイベントと連動させたり、テレビショッピングのようなコンテンツを組み合わせたりすることでバーチャル空間でも臨場感を生み出す手法があるので、検討してみるといいでしょう。

実店舗型のショールームとの違いはどこ?

VRを用いたショールームは、実際に商品に触れたり、店員と話したりすることはできません。デメリットのように感じるかもしれませんが、感染リスクを避けたい人や、店員に話しかけられるのが苦手な人にとってはメリットになります。企業も、実店舗に来場してもらえなかった人に商品知識を深めてもらうきっかけとなります。VRを用いたショールームは実店舗のように混雑することもないため、自分のペースでゆっくりと商品を見ることができます。

最近は感染対策のため予約制にして混雑を避けるショールームも増えていますが、VRであれば予約の手間もありません。実店舗を訪れたことのある人やこれから訪れる人にとっても、VRを用いたショールームは予習や復習に活用できます。VRショールームは実店舗型ショールームで得られる情報や体験のすべてを再現することはできませんが、互いに補完し合うものとして非常に有効なプロモーションツールであるといえます。

 

VRを用いたショールームは感染リスクなく顧客に商品の魅力を伝えられるうえ、開催コストも実店舗型と比べてリーズナブルで、潜在顧客や遠方の顧客へのアプローチに最適です。表現方法も幅広く、実店舗はできない表現で商品の魅力を伝えることもできます。自社の商品やターゲットにあった表現手法で、売上促進につながるVRショールームを開催してみてはいかがでしょうか。

おすすめ関連記事

SEARCH
おすすめのショールームデザイン会社一覧
AD
ADの画像s
乃村工藝社
乃村工藝社の画像s
丹青社
丹青社の画像s
スペース
スペースの画像s
博展
博展の画像s

READ MORE

  ノベルティとは来場者や購入者にプレゼントする記念品です。展示会やイベントなどで配布することが多く、就活中の合同説明会などでノベルティをもらった方も多いのではないでしょうか。では

続きを読む

机の配置や装飾・コミュニケーション設計などにこだわったうえでオフィスを作り上げることを「オフィスデザイン」といいます。見た目がよくなることはもちろん、快適性が向上したり、社員のモチベーション

続きを読む

集客につながる展示ブースデザインとはどんなデザインでしょうか?展示会に興味を惹く商品があると多くの人がやってきます。ただし展示会の場合、複数のブースが乱立します。そのため来場者が分散してしま

続きを読む

ショールームとモデルハウスは何が違うのでしょうか?一致する点は、どちらも商品を見学に行くことができることです。違いは「ショールームは建物の中に商品がある」「モデルハウスは建物自体が商品である

続きを読む

住宅の購入やリフォームをするとき、ショールームへ足を運ぶ方も多いでしょう。ショールームは住宅設備メーカーや家具メーカーなどが運営しており、実際の商品を目で確かめられます。そんなショールームで

続きを読む

住宅設備を実際に目で見て体感できるショールーム。家を建てるときやリフォームをするときに足を運びます。そんなショールームに欠かせない存在なのがショールームアドバイザーです。この記事では、ショー

続きを読む

自社の製品を展示している空間をショールームと呼びます。住宅メーカーや家具メーカーなどのショールームでは、実際に家や家具を使用する際、どんな感じになるのかというイメージがしやすくなります。では

続きを読む

ショールームは顧客に自社をアピールできる絶好の機会。ショールームは分かりやすい商品説明はもちろん、デザインや対応、居心地の良さなども求められます。つい自社アピールをしたくなりますが「顧客がど

続きを読む

ショールームは来客に自社製品をアピールする場ですが、近年はそれだけではありません。自社に親しみを持ってもらう、自社が関わる業界全体のアピールなど、進化したショールーム制作が求められます。特に

続きを読む

ショールームを作るだけで満足していませんか。ショールームは自社の商品アピールの場ですが、やりがちなのは自分がアピールしたいことばかり強調することです。特に東京はショールームが多いので、他社と

続きを読む