改装したエントランス・ロビーを活用すると、よい人材もリクルートできる?

公開日:2022/01/01   最終更新日:2023/01/06

会社のエントランス・ロビーは会社の顔になるものです。会社を訪れたクライアントが最初に目にする場所であるエントランスを魅力的なものにすることは、企業のブランディングのために非常に大切なことといえるでしょう。この記事では、理想的なエントランス・ロビーを実現するために必要なポイントをお伝えします。

エントランス・ロビーの役割

会社にとって、エントランス・ロビーの役割とはなんでしょうか?それは、企業の顔として、訪れた人に「この会社の雰囲気すてきだな」という印象を抱いてもらうことではないでしょうか。

人の第一印象と同じくらい、エントランス・ロビーの印象というものは会社にとって大切なものです。その会社に洗練された印象を抱くか、あまりよくない印象を抱いてしまうかは、エントランスの印象に左右される部分がとても大きいともいえるでしょう。

エントランス・ロビーはデザインによって、高級感や親近感、落ち着きなど、さまざまな印象を演出できます。ぜひ、エントランスの改装で、自社のサービスや商品に合ったイメージをアピールしてみてはいかがでしょうか。賃貸オフィスなどで、大幅な改装が難しい場合でも、自社のイメージカラーなどで全体の統一感を出すことで、スマートな印象を与えることができます。

魅力的なエントランスは、お客さんやクライアント、求職者などの来訪者だけでなく、そこで働く社員の満足度にもつながります。また、その会社のイメージに合った雰囲気のよいエントランスは、クライアントからの信頼を獲得することにもつながるようです。

たとえば、エントランスがパステルカラーでまとめられていれば、爽やかで明るい企業イメージを持つでしょうし、モダンなデザインなら都会的なイメージを持つでしょう。サービスや商品と、エントランス・ロビーの雰囲気が合っていれば、クライアントが会社に対して違和感を持つことを避けられます。そうすることで、商談などもスムーズに進めることができるでしょう。

このように、エントランス・ロビーの印象にこだわることで、クライアントと良好な関係を築く第一歩とできます。

簡単なショールームを作ることで実績もアピール

さらに、エントランス・ロビー内、もしくはその近くに簡単なショールームを作ることもおすすめです。なぜなら、「百聞は一見に如かず」というように、口頭で自社サービス・商品を伝えるよりも、実際に見てもらったほうが実感を持って理解してもらうことができるからです。

なんらかの商品を生産しているのであれば、「商品ディスプレイ」や「カタログ」、提供している商品がサービスであれば、サービス内容がわかるような映像を流す「モニター」などを設置し、エントランスの近くを「ショールーム化」することをおすすめします。

そのショールームに自社の新商品や最新カタログを置いておけば、来訪者におのずと手に取ってもらうことができ、効果的な宣伝にもなります。また、そういった実際のアイテムがあることで会話も弾みやすく、商談なども進みやすくなることが期待できるでしょう。

クライアントや求職者が実際に会社に来た際には、そういった展示スペース(ショールーム)があることで、自社の具体的なイメージを持ってもらえます。求職者はショールームを見ることでその企業で働く具体的なイメージができるため、会社と応募者のミスマッチ防止にもつながります。そういった採用戦略の観点からも、ショールームを設置することがおすすめです。

ここで働きたい!と思われる空間を作ろう

ここで、求職者の人に「ここで働きたい」と思ってもらえるような、雰囲気のよいエントランス・ロビーにするために、おすすめのアイテムを2点紹介します。

まず1点目は「観葉植物」です。観葉植物には、ストレスや疲労を癒す効果があるといわれています。また、観葉植物にはさまざまな大きさや形のものがあるため、自社のエントランス・ロビーの雰囲気に合ったものを選ぶことができます。

たとえば、やわらかな雰囲気のエントランス・ロビーであれば、丸い葉っぱの観葉植物を選ぶことで、やわらかであたたかみのある雰囲気を出すことができるようです。また、スタイリッシュな雰囲気のエントランス・ロビーであれば、尖った葉っぱ、細い葉っぱの観葉植物を置くことでクールな雰囲気を出すことができます。大きな観葉植物であれば、雰囲気を演出するだけでなく、場所を切り分けるパーテーションとしての使用も可能です。

2つ目のおすすめのアイテムは「ソファ、テーブルセット」です。エントランスの雰囲気に合ったソファやテーブルセットを置くことで、来訪者が落ち着くことのできる空間を作ることができます。クライアントや求職者に雰囲気のよいリラックスできるエントランスで待ってもらうことで、リラックス効果やその後のコミュニケーションの活性化につながることが期待できます。

 

ここまで、「エントランス・ロビーの役割」「ショールームの役割」「ここで働きたいと思われるエントランス・ロビーに必要なアイテム」についてお伝えしました。会社のエントランス・ロビーは、求職者やクライアントに「その会社の印象」を与える大切な場所です。よい人材を獲得していくために、ぜひエントランスを自社のイメージに合う雰囲気のよい場所に改装することをおすすめします。

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