会社のエントランスをショールームにできる!戦略的なデザインとは

公開日:2023/03/15   最終更新日:2023/02/06


会社の顔ともいえるエントランスは、お客さんをお出迎えするのにふさわしいデザインや工夫が必要です。清潔な雰囲気にしたり会社の特徴がよく分かるデザインにしたりしてもよいでしょう。また、商品やサービスを理解してもらいやすいようにショールームにすることもおすすめです。戦略的なデザインで、新規顧客・案件の獲得を目指しましょう。

エントランスをショールームとして活用できる

「入口」の意味を持つエントランスは、一般的な企業ではお客さんをお出迎えする玄関のような役割を持っています。カウンターが設置されており、そこに申し出て担当者を呼んでもらったことがある方も多いでしょう。ただそれだけの空間にすることも可能ですが、ショールームとして活用することもできます。手で見て触れられる商品やサービスを展開している場合は、エントランスをショールーム化することによりお客さんにサービス内容を理解してもらうことも可能です。

エントランスをショールームにするメリット

「なぜわざわざエントランスをショールームに?」と思う人もいるかもしれませんが、エントランスをショールーム化することにより以下のメリットが得られます。

企業ブランディング

企業ブランディングとはブランド力を高める方策のことを指しますが、エントランスをショールーム化することにより企業ブランディングに効果があります。エントランスは訪問した顧客が一番に目にする場所であり、そこで企業の印象が決まってしまうこともあるからです。

担当者が到着するまで時間があるときは、エントランス内をじっくり見られていることがよくあります。このときに商品やサービスを見て触れられるとしたらどうでしょう。確実に商品・サービスを見ることになり、こちらからアプローチしなくても自然にブランドを発信できることになります。

他社との差別化

エントランスのショールームを体験すると、他社よりも印象が残りやすくなります。サービスを体感することでより一層理解が深まることはもちろんですが、エントランスをショールーム化している企業はまだまだ少ないからです。それだけでブランド力の向上と発信に力を入れていることが分かるため、他社よりも積極的であることや努力をしていることをアピールできるでしょう。

顧客からの信用アップ

インターネットで何もかも行える時代ですが、やはり実物を見なければ信用できないことも多々あります。いくらリモートで商品やサービスの説明を受けても、本当に聞いた通りなのか自分の目で見るまではなんとなく信用できない方も多いはずです。

そこで活躍するのがショールームです。実際に見て触れることで顧客からの信用がアップし、リモートで進めるよりもスムーズになることがあります。

エントランスをショールームにするときのポイント

実際にどのようにしてエントランスをショールームにすればよいのでしょうか?商品・サービスの特色が異なるため一概にはいえませんが、ポイントは3つあります。ブランドや企業イメージに合わせ、これらの3つを工夫してください。

とはいえ、これらのポイントを重視するあまり待機場所が狭くなうこともあります。そうなると、展示物を見ながら話をする機会を逃してしまうことになりかねません。もしエントランスにあまり余裕がないのであれば、必要最低限の展示を行いましょう。

販促ツール

販促ツールは分かりやすい場所に配置しましょう。手に取りやすい高さの場所に置けば、気軽に手に取って読んでもらえます。気づいたときにすぐ補充できるよう、収納付きの台に販促ツールを配置し、常に収納にストックを置けば安心です。販促ツールは目に見えるところに、ストックは見えにくいところに置きましょう。

展示什器

商品やサービスは常に更新し、新しいものを提供する必要があります。そのため、設計時に販売していた商品やサービスだけが展示できる什器ではなく、ある程度サイズが変更できるなど可変性のあるものを使用しましょう。また、移動可能な展示什器にすれば、イベント出店時にはそのまま持っていくことができます。ショールームに設置している展示物をそのまま移動するだけのため、イベントごとにレイアウトを考える必要もありません。イベントへの出店には毎回イベント内容だけでなくレイアウトも工夫して配置することが求められますが、あらかじめ決定していればイベント内容を考えることに注力できるでしょう。

モニター

関連情報やPR動画を流すためのモニターも必要です。その商品・サービスを実際にどのようにして稼働するのか説明する動画を流せば、顧客の理解度と興味がより高まります。また、顧客とうまくコミュニケーションをとるためにも有効です。製品を展示するだけではコミュニケーションはあまり生まれませんが、うまく利用すれば信頼を勝ち取ることもできます。

まとめ

ここまで、会社のエントランスをショールームにするメリットやショールーム化するときのポイントをご紹介しました。エントランスは会社の顔であり、顧客が最初に見る場所です。顧客が必ず通る場所でもあるため、その特性を生かしショールーム化してみましょう。商品・サービスを展示していれば閲覧性が高くなり、より理解度も高まります。コミュニケーションが生まれる場でもあるため、商談もスムーズに進むでしょう。

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