来場者にアピールするために!ショールームに設置すべきものとは

公開日:2022/03/15   最終更新日:2023/01/06

ショールームを作るうえで、設置しなければならないものがいくつかあります。「ショールームを作ったが効果がない」といった悩みを抱えている人は、ショールーム作りにおいて、足りないものがあるかもしれません。具体的に設置するものを紹介していくので、理想的なショールームを作りましょう。

展示パネルやカタログを設置しよう

ショールームを作る上で、展示パネルやカタログの設置は欠かせません。もし、作ったショールームに展示パネルやカタログがなければ、すぐに設置しましょう。

お客様は、企業や製品に対する不確かな部分を明らかにしたいと思っているので、ショールームへ足を運んでいます。単に展示パネルやカタログを設置するだけではなく、お客様の立場になって必要なものを取り揃えていきましょう。

そして、ショールームは、企業の魅力やコンセプトなどの魅力を伝える場所でもあります。認知度や信頼性の向上が図れる場所でもあり、成約率が上がるメリットがあるので、展示パネルやカタログでイメージを固めて雰囲気を作ることが重要です。

実物のサンプルを設置しよう

展示パネルやカタログで雰囲気を作ったら、実際にサンプルを設置してコーディネートを確認します。ショールームは、実際に目で見て、手にとって使い勝手を確かめられるよさがあるので、企業にとってプッシュしたい家具やサービスのサンプルを用意しましょう

カタログを見てサンプルに興味を持ってくれるお客様は、実際のサンプルを見てイメージしやすくなるので、サンプルの設置は必須です。豊富な家具の中からイメージ通りの家具を選んでもらえるようにショールームを作れば、成約率がさらに上がるでしょう。

インターネットやカタログで、なんとなくイメージができても、実際に色合いが違ったり、想像よりもサイズが大きかったりと、どうしてもギャップが生じてしまいます。サンプルは認識の相違をなくす役割も持っているので、必ず設置しましょう。

相談できるスペースを設けよう

そして、お客様が相談できるスペースが必要です。自分のライフスタイルに合うのか、イメージした雰囲気になるのか、費用はどれくらいかかるのかなど、プロに聞かなければわからない疑問も持っています。

生活シーンやイメージに合わせたコーディネートができるようなスペースであれば、お客様も安心です。間取りや家具のサイズ感、既にある家具との相性などに悩んでいるお客様もいるので、悩みを気兼ねなく話せるスペースが理想的です。以上から、相談スペースは必須だといえます。

相談スペースの雰囲気づくりにもこだわる

ショールームから少し離れたところに相談スペースを設けるのではなく、パーティションを使ってお客様専用の部屋にしたり、ゆったりとくつろげる空間を演出したりすれば、雰囲気が作れます。ショールームのコンセプトに合わせて相談スペースの雰囲気を作りましょう。

予算や目的をヒアリングしたうえで最適なプランを提案する

お客様にとってベストなプランになるようなプランづくりが欠かせません。相談ルームを設けたら、お客様の予算や目的に合ったプランを提案できるようにしましょう。

しかし、多すぎるとお客様が迷ってしまうので、適度に作るのがおすすめです。サンプルを使いつつ、疑問や不安を解消していくとともに、お客様にとって最善の提案ができるような状態にしておきましょう。

ショールームは作って終わりではない

ショールームを作って集客ができたのであれば、どんどん活用していきましょう。

新製品や限定製品を発表した際には、ショールームの展示を見直して新しい製品を取り入れてみてください。ショールームには置いてあるのに実際に購入できなかったり、新製品を見に行ったのにショールームに置いていなかったりすると、お客様が離れてしまうためです。

さらに、製品に詳しい人が来客対応をするなどの準備をして、ショールームを有効活用しましょう。

ショールームを作るうえでの注意点

たとえば、ショールームをオフィス併設にすると、社外の人が社内に立ち入るので、予約制にしたり、明確にオフィスとショールームを分けたりする必要があります。また、販促活動も行うようにしましょう。イベントの実施や遊びながら製品を試せるような企画があるとより効果的です。

 

ショールームには「展示パネルとカタログ」「サンプル」「相談スペース」の設置が必要です。また、3つを設置するうえでの雰囲気づくりも重要です。ショールームを作って上手に使いこなせれば、来場者にアピールできる魅力的なショールームに変化するので、ぜひ試してみてください。

そして、ショールームを一度作って解体するのではなく、新製品や新サービスの発表と同時に合わせて活用すれば、新規の顧客が狙えたり、リピーターを増やしたりできます。状況を加味してショールームを上手に使って、顧客を増やしましょう。

おすすめ関連記事

SEARCH
おすすめのショールームデザイン会社一覧
AD
ADの画像s
乃村工藝社
乃村工藝社の画像s
丹青社
丹青社の画像s
スペース
スペースの画像s
博展
博展の画像s

READ MORE

空間デザインとインテリアデザインという言葉を、耳にしたことはありませんか。空間デザインとインテリアデザインを知っている皆さんの中でも、この空間デザインとインテリアデザインの違いについて説明で

続きを読む

ショールームデザインを企画するときに、季節感を取り入れるのも大切です。季節を感じるショールームにするためにシーズンディスプレイを活用しましょう。この記事では、シーズンディスプレイについて、季

続きを読む

会社の顔ともいえるエントランスは、お客さんをお出迎えするのにふさわしいデザインや工夫が必要です。清潔な雰囲気にしたり会社の特徴がよく分かるデザインにしたりしてもよいでしょう。また、商品やサー

続きを読む

バーチャル見学とは、バーチャル空間内を自由に動かすことで見学する方法です。VRはヘッドセットが必要ですが、バーチャルではスマホやPCから手軽に利用できます。しかし、工場見学は実地ですればよい

続きを読む

  ノベルティとは来場者や購入者にプレゼントする記念品です。展示会やイベントなどで配布することが多く、就活中の合同説明会などでノベルティをもらった方も多いのではないでしょうか。では

続きを読む

机の配置や装飾・コミュニケーション設計などにこだわったうえでオフィスを作り上げることを「オフィスデザイン」といいます。見た目がよくなることはもちろん、快適性が向上したり、社員のモチベーション

続きを読む

集客につながる展示ブースデザインとはどんなデザインでしょうか?展示会に興味を惹く商品があると多くの人がやってきます。ただし展示会の場合、複数のブースが乱立します。そのため来場者が分散してしま

続きを読む

ショールームとモデルハウスは何が違うのでしょうか?一致する点は、どちらも商品を見学に行くことができることです。違いは「ショールームは建物の中に商品がある」「モデルハウスは建物自体が商品である

続きを読む

住宅の購入やリフォームをするとき、ショールームへ足を運ぶ方も多いでしょう。ショールームは住宅設備メーカーや家具メーカーなどが運営しており、実際の商品を目で確かめられます。そんなショールームで

続きを読む

住宅設備を実際に目で見て体感できるショールーム。家を建てるときやリフォームをするときに足を運びます。そんなショールームに欠かせない存在なのがショールームアドバイザーです。この記事では、ショー

続きを読む