バーチャルショールームを制作するまでの具体的な流れとは?

公開日:2021/12/01   最終更新日:2022/03/03


バーチャルショールームとは店舗や展示ブースをインターネット上で再現した展示空間のことです。新型コロナウイルス流行の影響でショールームに直接来場してもらうことが難しくなった昨今、集客や商談にバーチャルショールームを活用する企業も増えています。ここではバーチャルショールームを作成する方法や具体的な制作の流れをご紹介します。

バーチャルショールームを制作する方法とは?

バーチャルショールームを制作する方法には、大きく分けて二つの方法があります。

「自社でサイトを構築する方法」

自社でサイトを構築する場合は企画・撮影・編集・公開といったサイト公開までのすべての作業を自社で行うため費用を抑えることができるのが一番のメリットです。

一方、自社内での制作は完成までに時間がかかることや社内にサイト構築の知識や技術のある人が必要となること、サイト構築担当者のスキルにもよりますが表現手法に制約があり、クオリティを高めることが難しいといったデメリットもあります。

「制作会社にサイト構築を依頼する方法」

制作会社に依頼すると費用はかかりますが、クオリティの高いバーチャルショールームを作成できます。バーチャルショールームの制作会社は多数ありますが、制作可能なショールームの内容は実際の店舗やショールームを撮影した没入感の高いブラウザ型や360度のパノラマ写真をつかったストリートビュー、空間の広さやコンテンツ数を自由に設定できるフルCG型など会社によって得意分野が異なります。

バーチャルショールームの制作を外注する場合は、複数の制作会社のホームページで対応可能なコンテンツや制作実績を確認して、自社のイメージに合ったバーチャルショールームを作成してくれる会社を探すといいでしょう。

バーチャルショールームを制作するまでの具体的な流れ

バーチャルショールームの制作にあたって、最初に行うのはターゲットの設定です。ターゲットは実際のショールームと同じなのか、それとも実店舗とは異なるターゲットに向けたものなのかを最初に考慮しなければなりません。ターゲットによって、どのように商品を見せるのが望ましいか、適切な商品の見せ方が異なります。ターゲットを明確にしておくことが、効果的なバーチャルショールームの制作につながります。

ターゲットが明確になったら、商品の見せ方を検討します。ターゲットはどのような商品に興味があるのか、どのような見せ方をすれば購買意欲を高めることができるのか、方向性を確定させます。既存のショールームをバーチャルに置き換えるだけでよいのか、CGなどで補完したほうがよいか、見せ方によって制作手法も異なります。

また、商品が頻繁に入れ替わる場合などは、実商品を撮影するよりもCG空間を制作したほうがリーズナブルになる場合も多いので、運用についてもイメージしておくとよいでしょう。ターゲット設定と見せ方の検討は、自社制作と制作会社に依頼する場合のどちらであっても事前に行っておくことで、制作をスムーズに進めることができます。

バーチャルショールームを制作する利点

バーチャルショールームを制作するメリットはいくつかあります。

まず、全世界からの集客を見込めることです。顧客が現地に足を運ぶ必要がないため、遠方の顧客にもショールームを訪れてもらうことができます。従業員と顧客双方の新型コロナウイルスの感染リスクもありませんし、感染対策のための入場数制限や予約管理も必要ありません。

ターゲットとして外国人も想定している場合は多言語対応にしておくとよいでしょう。どんなに遠方に住んでいても、バーチャルショールームを体感してもらうことで、まるで実際に店舗を訪れているような体験をして、臨場感を味わいながらショッピングを楽しんでもらうことができます。

実店舗が遠方の人以外に「実店舗はなんとなく入りづらい」「グイグイ営業されたら断れない」といった理由で実店舗に足を運ぶことにハードルを感じている人も、バーチャルショールームであれば気軽に訪れることができるため、新規顧客を獲得しやすいというメリットもあります。

バーチャルショールームは商品やサービスの詳細を動画や画像などでゆっくりとみることができます。実店舗のように混雑することも、店員に話しかけられることもなく自分のペースで選ぶことができるので、購買意欲を高めやすいといえます。

また、バーチャルショールームには実店舗に必要な家賃や人件費、電気代などの費用がかかりません。固定費を大きく削減して利益率を高めることができるのもバーチャルショールームの大きなメリットのひとつです。

 

車業界や不動産業界、インテリア業界、機械メーカーなどでは、既にバーチャルショールームを活用する会社が増えてきており、今後も感染対策やデジタルネイティブやZ世代に向けたマーケティング手法としてバーチャルショールームは増えていくといわれています。こちらで紹介した内容も参考に、バーチャルショールームの制作を検討してみてはいかがでしょうか。

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